携帯電話やパソコンを使うようになって、支出が減ったものはありますか？

　総務省調査によると、この10 年間で岡山県の携帯電話世帯普及率※は64.9％(1999)→94.8％(2009)、パソコン普及率は37.5％(1999)→78.4％(2009)へと増加し、共に全国平均をやや上回っています。通信料の低下やサービスの多様化などにより、携帯電話やパソコン利用の割高感は薄れていますが、家計調査をみると移動電話通信料、インターネット接続料などは毎年増加しています。対して、雑誌代や書籍代などは毎年減少しているのが現状です。

　そこで、毎月＜岡山生活者意識調査＞にご協力いただいているモニターの皆さんに、情報・娯楽媒体への支出の変化について質問をしてみました。その結果、最も支出が減ったのは「雑誌代」29.7％、「CD・DVD の購入やレンタル代」29.3％などとなりましたが、「それらの費用は減っていない」42.4％が最も多い回答となりました。