7月の岡山県民の消費意向得点は若者の意欲けん引で52.9ポイントに上昇

次月の消費意向得点は前月差2.9ポイント増加、前年同月差3.3ポイント減少の52.9ポイントと、前月から改善をみせるも依然同月最低値を示しています。6月はボーナス等夏の消費需要期を前に意向は高まるものですが、今年はその盛り上がりが弱いようです。性別では男性が前月差3.4ポイント増の51.0ポイントを示すも前年同月差5.0ポイント減と依然低調です。一方女性は前月から2.7ポイント増の53.8ポイント(前年同月差2.7ポイント減)で女性のほうが消費意欲は高くなっています。年代別でみると、20代と30代で各々55.6、55.7ポイントと高く、特に20代では20代男性が、30代では30代女が若者の消費意欲を高めています。

 暮らしシーン別10項目の注力度を見ると、前月と同様「健康管理」「家族との生活」「貯蓄」「仕事」といった【生活基盤維持】グループが60?75水準。続いて「趣味・遊び」「人づきあい」「学び・教養」「余暇・レジャー」といった【自己実現消費】グループが57前後水準、「食費・外食」が50水準及び「大きな値の張る耐久消費財」が30水準で【ゆとり消費】グループを形成しています。今月の特徴は生活基盤維持グループで「貯蓄」を除きいずれもが前月に比べ注力度を増していることです。前年同月と比べるとまだ低いようですが、「健康管理」などにはさらに力を入れたい意向が強くなっています。なお「貯蓄」の意向は強いものの前月に比べやや緩んでいる気配がみられます。対して遊びに代表される自己実現消費グループは前月から注力低下を示し、「人づきあい」「趣味・遊び」「学び・教養」はいずれも1ポイント前後の低下をみせています。これらは前年水準にまだまだ届かない状況であり、「食費・外食」や「大きな値の張る耐久消費財」も前年とはまだまだ格差があります。

 日銀7月度景気判断は、「県内景気は持ち直しつつある」とし「個人消費は底堅さを維持している」との発表ですが、今7月度は全消費者層で消費意向得点は6月度から上昇を示してはいるものの、前年同月からみてまだまだ低い水準に留まっています。確かに貯蓄意向がやや緩んではいても、高額な耐久消費財購入や外食といったゆとり消費までには至っておらず、手堅い生活基盤維持のための消費意欲がやっと動き始めたところと判断できるでしょう。

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「岡山生活者意識調査」7月の消費意向得点
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