8月の岡山県民の消費意向得点は酷暑にもかかわらず50.8ポイントと冷え込む

次月の消費意向得点は前月差2.1ポイント減少、前年同月差5.1ポイント減少の50.8ポイントと、前月は意欲の高 まりを見せたにもかかわらず、依然同月最低値が続いています。通常7月末は夏プロパー需要期であり、例年55 ?56ポイントを維持しますが、今年はかなり低水準となっています。

 性別では男性が前月差1.5ポイント減少の49.5ポイントを示し前年同月差も5.5ポイント減少しています。一方女性は前月から2.2ポイント減少の51.6ポイント(前年同月差5.3ポイント減)で、男性のほうが消費意欲を低めています。年代別でみると、20代と30代で各々52.0、52.7ポイントと前月から大きく減少し、特に20代は男性が、30代では女性が若者の消費意欲を大きくダウンさせています。

 暮らしシーン別10項目の注力度を見ると、前月と同様【生活基盤維持】グループの中でも「健康管理」「家族との生活」が70以上水準。「仕事」への注力度は例年にもまして弱っています。しかしそれ以上に注力度を落としているのは【自己実現消費】グループで、中でも「趣味・遊び」「余暇・レジャー」「人づきあい」といった項目が例年以上に大きく減退しています。ところが例年よりも減退幅が小さく、しかも前月からアップしているのが「食費・外食」1.3ポイント上昇、「大きな値の張る耐久消費財」0.4ポイント上昇で、これらの【ゆとり消費】グループは揃って前月の落込みから回復してきています。

 今月の特徴をまとめると、「食費・外食」「大きな値の張る耐久消費財」といったゆとり消費2項目に加え、「家族との生活」「趣味・遊び」が前月から注力度をアップさせていることです。また、再び注力度が増してきている「健康管理」にも注目が必要です。折からの酷暑に対し仕事やレジャーといったことよりも、少しでも涼しく、健康を意識して、いつもの夏休みに向けて家族とのふれあい、遊びをもっと大切にしたいという穏やかなインサイト(洞察)がみられます。

 日銀8月度景気判断では「県内景気は緩やかに持ち直しつつある」とし「個人消費において高額品が好調に推移し、天候要因等もあって夏物衣料、エアコン等を中心として足もと増加している」との発表ですが、今8月度のモニター調査ではまさにこの事実を裏付ける結果となっています。

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「岡山生活者意識調査」8月の消費意向得点
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