月末の金曜日に早期帰宅を奨励し、消費を喚起しようとする官民連携の取り組みとして、2月24日に「プレミアムフライデー」が実施されました。小売業界や飲食業界、旅行業界などはイベント開催や開店時間の延長など、消費者への売込みを準備していますが、果たしてその認知度は岡山の地ではどうなのでしょうか。また勤務先でプレミアムフライデーが導入される人はどれくらいいるのでしょうか。導入された際の消費の行方は? 岡山でのプレミアムフライデーの実施状況を把握するために、一般生活者の視点から調査を企画・実施いたしました。
<調査結果の概要>
■プレミアムフライデーを内容まで知っているのは23.4%。勤務している会社・組織の規模が大きくなる程理解度が高い。
■2 月24 日(金)から勤務先でプレミアムフライデーが導入されるのは3.3%。
■プレミアムフライデーの導入が進んでいるのは「公務員」、導入から遠いのは「医療・介護関連」。
■プレミアムフライデーが導入されたら「自宅でのんびり過ごす」64.2%。旅行に行くなら「1.5 日の国内旅行(金曜日の夕方出発して土曜日の夜帰宅)」47.2%が最も多い。
■プレミアムフライデーが導入されたら、一緒に過ごしたいのは「パートナー(夫・妻)」42.5%。「ひとりで過ごしたい」も39.5%に。
■プレミアムフライデーのメリットは「早く家に帰れること」64.6%。
■プレミアムフライデーが導入されると51.7%が自分の出費は増えると感じている。